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ミシュラン三つ星の高尾山からパワーを頂く

1300年の歴史を継ぐ、大自然とご利益パワースポットを訪ねる

都内近郊にあることから、気軽に行ける観光地として人気の「高尾山」。2007年には『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で最高ランクの三つ星を獲得したことから、その人気と知名度はさらに高まり、登山客数は年間300万人と世界一を誇ります。そんな国内随一の観光スポットとして愛されている高尾山ですが、もともとは神々への信仰の場であり、1300年ものあいだ多くの参拝者が訪れています。「高尾山薬王院」をはじめ、さまざまなパワースポットも充実。登山を楽しみながら四季の自然を堪能し、仕事運や金運、恋愛運など、運気アップを祈願してみてはいかがでしょうか。

高尾山には6つの自然研究路をはじめ、さまざまな登山コースがあります。
最も一般的なのが高尾山の自然をテーマにした山頂までの1号路。
タコ杉や杉並木、薬王院などもある約3.8kmの表参道コースとなっています。
ケーブルカーやリフトを利用すれば、普段着のままでも気軽に登ることができるでしょう。

登山道イラスト
高尾山駅

高尾山駅

高尾山駅

霞台展望台からの眺望

高尾山駅

ケーブルカーで高尾山駅へ

登山初心者でも気軽に山頂を目指せるのが1号路。麓から山の中腹までは、日本一勾配があるというケーブルカーや、自然を身近に感じながら移動できるリフトなどを利用することもできます。ケーブルカーを「高尾山」駅で下車すると、近くには霞台展望台があり、天気が良い日には東京都心のビル群を眺めることも。眺望を存分に堪能したなら、まずは薬王院を目指します。

浄心門

飯縄大権現を本尊とす高尾山薬王院。

浄心門
浄心門

高尾山にまつわる天狗伝説の起源。

真言宗智山派の関東三大本山の一つであり、正式名称は「高尾山薬王院有喜寺」。744(天平16)年に、聖武天皇の勅令により東国鎮守の祈願寺として、高僧行基菩薩により開山されました。薬王院の名は、創建当初に薬師如来をご本尊としたことに由来しています。やがて永和年間(1375年〜1379年)に京都の醍醐寺から俊源大徳が入山。山岳信仰を基とする飯縄権現を守護神として奉ったことで中興されました。戦国時代、飯縄大権現は戦国武将の守護神として崇敬され、上杉謙信や武田信玄の兜表にも奉られることに。北条家の手厚い保護も受けつつ、江戸時代には徳川家との仏縁もあって隆盛を迎えました。

高尾山を登るとき、至るところで天狗の像を目にすることと思います。飯縄大権現様の眷属とされるのが、除災開運、災厄消除、招福万来など、衆生救済の利益を施す力を持っていたという天狗様であるためです。そのことから高尾山には多くの天狗伝説や天狗信仰があり、神格化されています。高尾山は、飯縄信仰と共に天狗信仰の霊山としても知られているのです。また、高尾山で修行を積んだ山伏の姿が天狗と同一視されることもあります。古くから修験道根本道場として知られる山だからこそ、山伏修行が随時行われていたためです。かつては山伏が深山幽谷に籠もって難行苦行を重ね、やがて高尾山の霊気と融合することで、呪力、験力を体得できたと考えられていました。

大天狗

赤い顔に高い鼻でおなじみの鼻高天狗(大天狗)

「浄心門」の山門をくぐるとそこは聖域。修験道の聖地、パワースポット「高尾山薬王院」へ。

1号路 ひっぱり蛸(ひっぱりだこ)
1号路 ひっぱり蛸

ケーブルカーで「高尾山」駅を下車してすぐには、「タコ杉」と呼ばれる樹齢450年を誇る立派な杉の木があります。その杉の脇にあるのが、運を引き寄せるご利益があるという、開運ひっぱり蛸です。頭を撫でて拝むことで、仕事や人などから、文字通りひっぱりだこになるそうです。

1号路 男坂(おとこざか)
1号路 男坂

「高尾山」駅から少し歩くと、道が二手に分岐する地点があります。右手はなだらかな「女坂」、左手は急勾配の石階段による「男坂」です。どちらから行っても同じ場所に辿り着きます。ちなみに男坂の段数は、人間の煩悩の数と同じ108段。1段上るごとに煩悩が一つ消えていくと言われています。体力に自信がない方は女坂をオススメしますが、そうでないなら、ぜひ男坂にチャレンジしたいところ。男坂という名前ですが、もちろん女性だって上ることができます。

1号路 四天王門(してんのうもん)
1号路 四天王門

男坂・女坂を上ったのち、大杉原を超えて少し歩くと、高尾山薬王院の山門「四天王門」が現れます。門の内と外では、多聞天(北)・増長天(南)・持国天(東)・広目天(西)の四天王が立っていて、それぞれの方角を守護。荘厳な雰囲気に包まれています。「自信を持って、指導力を身につけ、人々の話をよく聞き、生き生きと生活しなさい」という教えがあるそうです。

六根清浄石車(ろっこんしょうじょういしぐるま)
六根清浄石車

薬王院山門をくぐり境内に入ると、右手に「六根清浄石車」があります。六根とは目、鼻、耳、舌、心、体のこと。「懺悔懺悔六根清浄」と唱えながら石車を回すことで、これら6つの感覚を清めることができるといいます。なお、この六根清浄石車は薬王院の境内だけでなく高尾山の山中に18ヶ所存在。その全てを6回ずつ回すことで合計108回となり、108の煩悩を取り払うことができます。

願叶輪潜(ねがいかなうわくぐり)
願叶輪潜

薬王院の境内に入って左手にあるのが、「願叶輪潜」です。石造りの輪となっており、ご本尊様の智慧の輪であるといわれています。叶えたい願いを念じながらこの輪をくぐり、その奥にある大錫杖を高らかに鳴らすことで願いが叶うとのこと。錫杖を打ち鳴らすときには、その願いが誰のものなのかをお伝えするために、自分の住所・氏名を唱えることも大切です。

八大竜王堂(はちだいりゅうおうどう)
八大竜王堂

薬王院境内の「八大竜王堂」は、八大竜王の一人「娑伽羅龍王(さからりゅうおう)」の像が祀られた金運のパワースポット。像の足元に湧き出る浄水でお金を洗い、これを資金とすることで金運招福や商売繁盛といったご利益があると言われています。お守授与所では、洗い清めた紙幣や硬貨を入れる袋を購入することもできます。

倶利伽羅龍(くりからりゅう)
倶利伽羅龍

薬王院境内の「倶利伽羅堂」にある龍の像が、縁結びにご利益があるという倶利伽羅龍です。お土産として販売されている赤いひもに5円玉を結びつけて吊るすことで、恋人・友達・ 仕事などさまざまなご縁があるとされています。

薬王院 大本堂
薬王院 大本堂

高尾山の重要なパワースポット。本堂には、飯縄権現(いづなごんげん)と薬師如来が祀られています。飯縄権現は一般的には戦の神として崇められており、勝運・厄除け、病気平癒、開運、学業成就、火防など様々なご利益があります。薬師如来は薬王院の名の由来にもなった仏様。病気治癒・安産・貧困孤独を救ってくれると言われています。

愛染堂(あいぜんどう)
愛染堂

薬王院大本堂の少し奥にある赤いお堂が、愛染明王が祀られている「愛染堂」です。恋愛成就や縁結び、夫婦円満などにご利益があると言われています。5円玉がついた赤い糸を、願いを込めながらしっかりと結びましょう。素敵な出会いが訪れるかもしれません。

高尾山山頂(たかおさんさんちょう)
高尾山山頂

ようやく辿り着いた山頂こそ、高尾山最大のパワースポット。晴れていれば、富士山を眺めることも。富士山からエネルギーの龍脈(火の力を引き込む地脈のこと)が流れ込んでいるため、高尾山の山頂に到達することで、富士山を登ったのと同じエネルギーが得られると言われています。

高尾山

新宿からおよそ1時間という、身近な日本遺産「高尾山」。
そこは、ビギナーもベテランも堪能できる風光明媚なパワースポットでした。

高尾山
高尾山

高尾山へは、「新宿」駅から京王線の急行電車でおよそ1時間。都心からのアクセスが良好なため、年間を通して多くの観光客や登山客が訪れます。いくつもの登山コースがあるため、初心者から上級者までレベルに合わせた登山ができるのも特徴です。2020年6月には、東京都で初となる日本遺産に認定されました。
今回取材で訪れたのは、紅葉の彩りが美しい11月の秋。晴天に恵まれ、清々しい空気に包まれながらパワースポットを巡ることができました。季節ごとの自然も魅力的なので、気軽に足を向けて、四季折々の高尾山の景観を楽しんでみてはいかがでしょうか。

高尾山

高尾山
都心に身近な東京唯一の日本遺産。
標高600mの頂を目指し、自然の恩恵を享受する。

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