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最近流行のパーソナルカラー 診断。パーソナルカラーってなんだろう？
なりたい雰囲気に寄せてみたかったり、
今回は、「パーソナル」と「カラー」にまつわる関係や、
似合う「色」にどうやって導かれていくのかを
年間5,000人以上の診断に関わる株式会社StyleWorksさんにご協力頂きました。
パーソナルカラーアドバイザーのスペシャリストである
色と人との関係性や、多くの方の診断に携わったからこそ感じることのできる「その人らしさ」についてお話を伺いました。
■イメージカラーコンサルタントとは？
一言で言うと、一人ひとりに似合う装いを提案していくというお仕事です。
最初は、外見的な特徴に合うものをロジカルに提案していくものだと考えていましたが、最近では、その人の内面にも合う装いを表現していく事が大事だと思うようになりました。
内面の良さや魅力がしっかり伝わるように提案していくことが本来のイメージコンサルティングだと思っています。
■お客様から多い相談内容やその解決方法
お客様からのお悩みは、似合うものを知りたい。もっと垢抜けたい。綺麗になりたい。というように様々です。
装いは毎日のことなのに、人生の中で一度も自分にどんなメイクやファッションが似合うのかということを教わる機会はないので悩んでいる方は多いですね。また、育児休暇中のお母様など、体型が変わったり子育てのために服を選ぶ基準が変わったタイミングで来られる方も多いです。なので、理論的な部分だけでなく、その方のライフスタイルに合っているか、キャラクターに合っているかも大事にします。流行りだけでなく、何が自分に必要なのかという選択軸が得られると、無駄なくミニマムな着回しで楽になります。また、メイク次第でなりたい自分になれると思っています。コンプレックスについて相談してくださる方も少なくないですが、逆に個性や魅力パーツとして好きになっていただける様に、隠すだけではない提案を心がけています。忙しい毎日でも似合う服やメイクを知ることで、最短距離で綺麗でいられる事が役に立っているという声は多いです。
自分ではコンプレックスに思う部分も、
そのパーツを活かすことが魅力や
■色と人の関係性
例えば私だとイエローベースで、その中でも特に暖色系が似合います。嫌いな色ではないし、確かに顔色もよくなるのですが、自分の気質に似合うのは青だと思っています。むしろ青を着ている時の方が褒められることが多いんです。なので、お客様にも普段手に取る色はどんな色か尋ねます。やはり、自分が自然と惹かれる、手に取る色というのはその方の色んな状態やキャラクターを表していると思うので、そうやって抽出された気質とリンクした色が似合う色、引き立てる色になると思います。
また、男性のお客様もよくいらっしゃいます。男性の場合ですと、仕事的にもお好み的にもベーシックカラーを好む方が多く選択肢は限られていきます。なので、似合う色を試して頂くことを伝えつつも、どちらかというと絶対に避けた方がいい組み合わせを伝え、それ以外はOKですとお伝えします。顔色が悪く〜といった様なマイナスにつながる恐れがあることを強調した方が男性には伝わりやすいです。
最近の私の考えは、その人の「気質」に合う色を取り入れるのが
本当の自分らしい装いであるということです。
■企業として目指すもの。これからのこと。
原点は、「その方に似合う○○」を提供することなので、それを軸にしたサービスを展開していきたい考えですが、最近さらに欲が出てきて、その方の軸となる部分をもっと深くサポートできたらという想いがあります。
お客様にとって、迷った時はここに行きたいと思って頂ける様な存在でありたいですね。
Style Works 代表
三輪詩織 SHIORI/MIWA
営業、IT広報を経て、一部上場PR会社との合弁会社にて取締役に従事。2017年7月株式会社Style Worksを設立。 日本パーソナルカラー協会認定カラーアドバイザーとして活動する傍ら、東京・名古屋・大阪・福岡に診断を軸にしたトータルビューティーサロンを展開。
某女性誌 にて『今一番人気のカラーサロン』として特集取材も。また診断理論を活用したサービスや商品開発にも注力し、大手化粧品メーカー・アパレル・ブライダルなど多岐に渡る企業とのイベント・コンテンツ監修実践も多数
実際にパーソナルカラー診断のもとメイクや服装を変えていくと、どのような変化が待っているでしょうか？
モデルさんに参加していただき、いざ実践！
step.1
パーソナルカラー診断
（Spring/Summer/Autumn/Winterの４種類）
step.2
顔立ち診断
（子供×曲線/子供×直線/大人×曲線/大人×直線の４種類）
step.3
骨格診断
（ストレート/ウェーブ/ナチュラルの３種類）
step.4
step1〜3の結果をもとにテイスト分析
お客様のスタイリングに重要な共通項を見つけ、
1番目と2番目に似合うテイストを分析
まずは、カラーチャートや骨格診断マップをお見せしながら、お客様に診断の流れや概要をお伝えしていきます。
診断後は、トレンドを意識しつつ、お客様の魅力を最も引き出す装いのコツをお伝えします。
まずはstep.1のパーソナルカラー診断！
似ている色でも顔色が変わったり、自分では意外な色が似合ったりします。反対に、苦手な色もわかるので人気ナンバーワンの診断です。
黄みのある色より、青みのあるお色、くすみよりもクリアで澄んだ色が顔色がよくなる印象でした。黄ぐすんだ色だと全体的に肌色が重く見えたり、 肌の赤みが強 調されてしまうので 、青みのある爽やかな色が得意で、スカイブルーやミディアムブルーなど寒色系が特にお似合いです。
青みのある色よりも黄みのあるお色が、鮮やかな色よりも柔らかでソフトな色が肌に馴染みました。また、暗い色よりも明るめな色の方が顔色がよく見えます。ソ フトであたたかみのあるカラーが得意で、アイボリーやライトベージュ、ピーチピンクなどがお似合いです。
次はStep.2の顔立ち診断
4分類顔タイプ診断を軸に、顔のタイプを見極めます。どんな服のテイストが似合うのかがわかる診断です。
子供顔×直線
シャープで、薄くすっきりしたお顔立ちです。このタイプの方は、ボーイッシュでカジュアルな印象になります。頬が短めで、目鼻口に直線的なパーツが多いのが特徴です。
大人顔×曲線
上品で大人っぽく骨っぽさの少ないお顔立ちです。このタイプの方は、華やかでエレガントな印象になります。頬が長めで、目鼻口に曲線的なパーツが多いのが特徴です。
最後はStep.3の骨格診断
体のラインや質感、筋肉・脂肪の付き方、骨や関節の大きさなどを触診ます。
似合う洋服の素材感や着こなしがわかる診断です。
骨格ナチュラル
診断結果はフレームのしっかりした骨格ナチュラルでした。肩幅がしっかりしていて鎖骨や肩甲骨が大きく、全体的に薄く、ウエスト位置が高めなのが特徴です。オーバーサイズやボリューム感のあるスタイリングが得意です。
骨格ナチュラル
総合的に診断したところ、細身のナチュラルでした。筋肉や脂肪があまり感じられないスタイリッシュな体型です。骨や筋がはっきりとしていて腰の位置が高いのが特徴です。厚みのある服装が得意で、引き算より足し算のスタイリングが得意になります。肩の力が抜けたサイズ感が似合います。
実際にパーソナルカラー診断のもとメイクや服装を変えていくと、
どのような変化が待っているでしょうか？
モデルさんに参加していただき、いざ実践！
お顔立ちや骨格に合うスポーティーミックスのゆるカジスタイルを軸に、清涼感のあるカラーを取り入れたスタイリングがお似合いです。星野源さんのような雰囲気で、かっちりしたヘアスタイルより、ゆるさのあるスタイルに。
イエローベース秋のソフトなカラーと骨格タイプから見えた共通点である「カジュアル」「ナチュラル」を基に、お顔立ちに合う綺麗めをミックスした装いがお似合いです。メイクのポイントは、ツヤ控えめなセミマットなファンデーションと、血色アップのオレンジベージュのリップ。ギラギラしたラメは使わず、ソフトで暖かみのあるオレンジベースのアイシャドウを。髪型はやや動きのあるキレイ目ボブヘアーで優しい雰囲気にまとめました。
スポーティーでカジュアルな印象に合わせた清潔感のあるスタイリングがお似合いです。星野源さんのような雰囲気で、かっちりしたヘアスタイルより、親しみやすい自然なヘアスタイルになりました。
ソフトな秋カラーを基に、綺麗めの柔らかな印象に合わせた質感や色味がお似合いです。メイクのポイントは、素肌感のあるセミマットなファンデーションと、オレンジベージュのリップ。ギラギラしたラメは使わず、くすみ感と暖かみのあるオレンジベースのアイシャドウです。髪型はソフトでエレガントにサラッとしたボブヘアーで優しい雰囲気になりました。
それでは、いよいよ
ファッションコーディネート。
総合的な診断を基に、色、骨格、顔立ちのそれぞれの共通点は何か、ズレているポイントは何かを考え、コーディネートしていきます。
色のパターンは大変多く、それぞれに似合う色や服装となると
けれど、自分の気質に合った色と出会った時は、「自分らしさ」になり、
気分を明るくしてみたり、新しい一歩を踏み出す時、色が勇気をもたらしてくれたり、
自分の納得感と他者から見た自分の魅力が一致した時、
この機会に、「色」というものに注目してみて、
パーソナルカラーとは、その人の生まれ持った色（髪・瞳・肌）と雰囲気が調和する色（＝似合う色）のことです。
人それぞれ個性が違うように、似合う色もそれぞれ違います。
色相/彩度/明度を軸に（春・夏・秋・冬）の４つのタイプに分かれます。
イエローベース（イエベ）は、春・秋タイプ、ブルーベース（ブルベ）は夏・冬タイプに分けられます。
明るく鮮やかな色。みずみずしいフルーツを連想させるオレンジやイエローなどのビタミンカラー、春に咲くチューリップ、ポピーなどの朱赤やコーラルピンクなどあたたかく元気が出るようなPOPなカラーが得意です。「明るい」印象をつくりやすい。
初夏に咲く紫陽花や朝顔のように淡くソフトな色味のタイプ。上品で優しげな雰囲気を持ち合わせています。髪の色や瞳の色はやや赤みがかったブラウン・もしくはソフトなブラックで、肌色はほんのりピンク味を感じる人が多いのが特徴です。「爽やか」な印象をつくりやすい。
熟した果実や紅葉のように、温かみのあるディープなカラーが似合うタイプ。落ち着いたイメージやナチュラルな印象を持っている人が多いです。髪色や瞳の色は穏やかなダークブラウン、肌色は標準的なオークル系で日に焼けると吸収して黒くなりやすい人が多いのが特徴です。「落ち着いた」印象をつくりやすい。
鮮やかでクリアな原色系の色やモノトーンがよく似合うタイプ。個性的だったり洗練された雰囲気を持ち、第一印象にも残りやすい人が多いです。コシがあって艶やかな黒髪、瞳の色は深く白目と黒目のコントラストがくっきりとしているのが特徴です。「かっこいい」印象をつくりやすい。
